少人数(8名以下)のクラス編成をし、わかりやすいテキストを使用して学習します。
基本自立学習で、わからないところの質問に対して個別に解説します。
一斉指導や個別指導ではありません。
一斉指導とは:従来からの指導方法で、講師が解説をしクラス全体で同じ進み方で学習します。
個別指導とは:講師1人に対して生徒3名程度で学習指導します。
教育に対する考え方
学校では学習が足りない子どもに対して、それを補完する学習サポートを行ってきました。
具体的には、進学のための学習指導、授業についていけない子の支援をしてきました。
しかし、この10年間の間に大きく環境が変わってきました。少子化、大学進学者の増加、発達障がいに
対する社会の理解、不登校である子どもの増加。このような変化により、学校教育が現代の社会に合って
いないと感じるようになりました。特に不登校といわれる子供が増えていることは教育制度の不備である
と考えます。
「既存の学校に通わなければならない」という常識の中でつらい思いをしている子どもがたくさんいま
す。一方で、小学校と中学校は学校に通わず、通信制高校を経て大学へ進学している人がいるのです。
ヨーロッパでは保護者が自分たちで学校を設立できる国もあります。アメリカではホームスクールが認め
られている州もあります。つまり、決められた学校に通わないという選択もできるので「不登校」という
ことがほとんどありません。それに対して日本では学ぶ側の選択肢が極めて少ないのです。
また、一般的な高校から大学に進学する子どもにとっても、教科書を暗記するような学習をしてそれを
試される試験で合格が決まるようになっていますので、本当に必要な「考える力」「創造する力」が重要
視されていないように感じます。
このような現状から考えて大学進学をめざす子どもだけではなく、学校に通えない子どもたちや学校の
授業では学習が困難な子どもの支援をしていこうと考えています。